まち歩き — 2026.09.24 NO.120 / TSUGINOTE LOCAL

もみじ谷大吊橋への直通バスは、那須塩原駅から1日にたった4本です。紅葉が色づく前に日帰りで歩けるか、時刻表と運賃だけで確かめました。

渓谷沿いの吊橋を歩く旅行者のイラスト

要点:栃木県那須塩原市の「もみじ谷大吊橋」は、塩原ダム湖に架かる全長320メートルの歩道吊橋です(森林の駅・とちぎ旅ネット確認)。那須塩原駅からの直通バスはJRバス関東の塩原線で、運賃970円・所要50分。ただし直通は行きも帰りも1日4本だけで、行きは11:00・11:50・13:35・14:35発、帰りはもみじ谷大吊橋9:45・10:50・11:55・12:50発です(JRバス関東公式サイト、2024年4月1日改正時刻表を2026年9月24日確認)。行きに13:35以降の便を使うと、その日のうちに那須塩原駅へ直通で戻る便がなくなり、西那須野での乗り換えが必要になります。渡橋料は大人300円、営業時間は8:30〜18:00(11月〜3月は8:30〜16:00)。紅葉の見頃は例年11月上旬〜中旬(塩原温泉観光協会)で、東京駅からは新幹線「やまびこ」「なすの」で約70分、普通車自由席5,600円です。

塩原ダム湖の上に架かる橋は、渡ってみるまで長さの実感が湧きません。

栃木県那須塩原市にある「もみじ谷大吊橋」は、ワイヤーロープで強度を高めた無補剛桁歩道吊橋としては本州一の規模を誇る全長320メートルの吊橋です(森林の駅公式サイト、とちぎ旅ネット2026年9月24日確認)。紅葉の本番はまだ先ですが、そこへ向かうバスの本数を先に数えておくと、11月の混雑期に慌てずに済みます。

直通バスは、行きも帰りも1日4本だけ

那須塩原駅からもみじ谷大吊橋までは、JRバス関東の「那須塩原~西那須野~塩原温泉」線で1本のバスに乗れば着きます。運賃は970円(IC運賃も同額)、所要時間は約50分です。ところが、この区間を走るバスは平日1日15本前後あるのに、那須塩原駅から直通で乗れる便はそのうち4本しかありません。2024年4月1日改正の時刻表(JRバス関東公式サイト2026年9月24日確認)で、那須塩原駅発は11:00・11:50・13:35・14:35の4本だけです。ほかの時間帯の便は、途中の西那須野駅からの発車になります。

那須塩原駅 発もみじ谷大吊橋 着所要
11:0011:5050分
11:5012:4050分
13:3514:2550分
14:3515:2550分

帰りも同じ構図です。もみじ谷大吊橋から那須塩原駅まで直通で戻れる便は、9:45・10:50・11:55・12:50発の4本だけ(同時刻表確認)。それぞれ52分ほどで那須塩原駅に着きます。この4本を過ぎると、その日のうちに那須塩原駅へ直通で戻る便はもう時刻表にありません。

組み合わせられる往復は、実質ひとつ

行きの4本と帰りの4本を突き合わせると、現地に無理なく1時間前後は滞在できる組み合わせは、実質「11:00発→12:50発」のひと組だけです。11:00発の便で11:50に着けば、12:50発の帰りまで約1時間。橋を渡って対岸の公園まで歩き、森林の駅で土産物を見る時間としてはちょうどよい長さです。

11:50発を使うと、着くのは12:40。その10分後の12:50発にはさすがに間に合わず、次の直通は時刻表上ありません。13:35発・14:35発も同様で、行きにこの2本を選ぶと、帰りは西那須野駅まで一般路線バスで移動し、そこからJR宇都宮線に乗り継ぐ必要が出てきます(西那須野〜那須塩原間の乗り継ぎ時刻・運賃は今回未確認)。日帰りで橋だけを目的にするなら、11:00発に乗るのがいちばん組み立てやすいということになります。

渡橋料300円、営業時間は11月から短くなる

もみじ谷大吊橋の渡橋料は大人300円、中学生以下200円(森林の駅公式サイト、とちぎ旅ネット2026年9月24日確認。森林の駅公式では65歳以上・障害者手帳保持者も200円)。営業時間は4月1日〜10月31日が8:30〜18:00、11月1日〜3月31日は8:30〜16:00に短くなり、年中無休です。橋を渡った先には公園があり、散策できます。入り口の「森林の駅」では栃木銘菓や木工品を扱う売店とレストランがあり、「恋人の聖地」のモニュメントも設置されています(森林の駅公式サイト確認)。12:50発の帰りのバスに乗るなら、営業時間の心配は要りません。

紅葉は11月上旬〜中旬、東京からは新幹線で約70分

もみじ谷大吊橋の紅葉の見頃は、例年11月上旬〜中旬とされています(塩原温泉観光協会、とちぎ旅ネット2026年9月24日確認。塩原渓谷全体としては10月下旬〜11月中旬とやや幅があります)。その年の天候で前後するため、出かける直前に塩原温泉観光協会へ確認したほうが確実です。

東京駅からは東北新幹線「やまびこ」「なすの」で那須塩原駅まで約70分、普通車自由席5,600円・指定席6,130円(通常期正規料金、JR新幹線ネット2026年3月18日更新確認)。始発に近い列車を使えば午前中には那須塩原駅に着けるので、11:00発の直通バスに余裕を持って乗り継げます。

わからなかったこと、それでも言えること

今回確かめたのは、公式時刻表上の直通便の本数と、渡橋料・営業時間・新幹線の正規料金だけです。西那須野駅での乗り継ぎにかかる実際の時間や運賃、当日の道路事情による遅延までは確認していません。持ち帰れるのは、「日帰りで橋だけを目的にするなら、那須塩原駅11:00発→もみじ谷大吊橋12:50発の組み合わせがいちばん無理がない」という、この一点です。

出典:JRバス関東公式サイト「那須塩原~西那須野~塩原温泉 時刻表・運賃情報」(2024年4月1日改正時刻表・那須塩原駅発着の直通便4本・所要時間を確認。運賃表(2025年4月1日改正)で那須塩原〜もみじ谷大吊橋間970円を確認。いずれも2026年9月24日確認)/とちぎ旅ネット「もみじ谷大吊橋」(栃木県観光物産協会運営。橋の規模・渡橋料・営業時間・アクセス・紅葉の見頃を確認。2026年9月24日確認)/森林の駅公式サイト「もみじ谷大吊橋 利用時間/料金」(渡橋料の区分・無料駐車場を確認。2026年9月24日確認)/JR新幹線ネット「東京-那須塩原の料金と割引きっぷ」(2026年3月18日更新。通常期の正規料金を2026年9月24日確認)。
EDITOR'S NOTE — アルク:バスの本数を数える前は「行けばなんとかなる」と思っていました。数えてみたら、無理なく橋を見られる組み合わせは1つだけ。次に見るときは、紅葉の色より先に時刻表を見る癖がつきそうです。

編集責任者:Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.09.24
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