「川越まつり」の山車が見せる、たった一瞬のすれ違い。
要点:埼玉県川越市の「川越まつり」は、2026年10月17日(土)・18日(日)の2日間開催予定で、国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産に数えられる秋祭りです。29台ある山車のうち20台前後が町を巡り、夜には山車同士が交差点で向き合って囃子を競う「曳っかわせ」が見られます(目安は18時台〜19時台)。入場は無料。池袋から東武東上線の急行に乗れば乗り換えなしで川越駅まで約30分、運賃は490円(ICカード481円)。駅から会場の蔵造りの町並みまでは徒歩約13分、小江戸巡回バスなら約10分です。
交差点で2台の山車が向き合うと、笛の旋律が張り合うように速くなります。勝ち負けを決める審判はいません。埼玉県川越市の「川越まつり」は、2026年10月17日(土)・18日(日)の2日間、東京から電車1本で日帰りできる秋祭りです。この記事では、池袋から川越までの運賃と所要時間だけを確かめました。
山車がぶつかる「曳っかわせ」――夜は18時台から
川越まつりは川越氷川神社の例大祭で、正式には「川越氷川祭の山車行事」と呼ばれます。起源は1648年(慶安元年)、川越城主だった松平伊豆守信綱が獅子頭や神輿を氷川神社に奉納したことに遡り、1651年に神輿渡御が始まったとされています(JR東日本公式メディア「JREメディア」の記事による)。2005年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。
川越の町には29台の山車があり、1日あたり20台前後が巡行に出ます。山車は上下2層の構造で、上層を8mほどの高さから4mほどまで下げられる仕組みを持つものもあり、電線や建物の下をくぐるときに使われます(海外向け旅行メディアの解説記事による)。昼間は市役所前での巡行展示や氷川神社への渡御が中心で、山車の彫刻をじっくり見るならこの時間帯が向いています。日が落ちると山車に提灯がともり、交差点で2台、時には3台・4台が向き合って囃子と踊りを競う「曳っかわせ」が始まります。目安は18時台から19時台ですが、巡行・曳っかわせの正確な開始・終了時刻は年によって変わるため、出発前に川越まつり公式サイトで確認してください。入場に料金はかかりません。
池袋から川越駅まで、乗り換えなしで約30分
出発駅は池袋です。東武東上線の急行に乗れば、川越駅まで乗り換えは0回。所要時間は約30分、運賃はきっぷで490円・ICカードで481円です(乗換案内サービスで2026年10月4日に確認)。日中も1時間に数本走っているため、当日の予定は組みやすい路線です。
| 区間 | 乗り物 | 所要 | 運賃 |
|---|---|---|---|
| 池袋駅→川越駅 | 東武東上線 急行 | 約30分 | 490円(IC481円) |
新宿方面からなら西武新宿線で本川越駅まで約1時間・513円というルートもありますが、今回は乗り換えがいらない池袋発のルートに絞って確かめました。会場の最寄りという意味では本川越駅のほうが近道になる場面もありますが、所要時間そのものは池袋発のほうが短く済みます。
駅からは徒歩13分、バスなら10分
川越駅から祭りの中心、蔵造りの町並み・一番街までは徒歩でおよそ13分です(海外向け旅行メディアの現地取材記事による)。氷川神社の本殿まで足を延ばす場合は、そこからさらに歩くぶん徒歩25〜30分ほど見ておくと安心です(川越氷川神社へのアクセスを解説したブログ記事による)。歩く時間を削りたいときは、川越駅西口から出る「小江戸巡回バス」が便利で、一番街周辺まで約10分、1日フリー乗車券は大人500円です。
駅前にはチェーン店の並ぶ現代的な通りがしばらく続き、十数分歩いたところで急に黒い瓦屋根の蔵造りの建物が姿を現します。この「町の切り替わり」がどこで起きるかは、実際に歩いてみないと分かりません。
気をつけたいこと――交通規制と帰りの電車
祭りの当日は、本川越駅から蔵造りの町並み・氷川神社にかけての中心市街地で大規模な交通規制が敷かれ、歩行者天国になるのが例年のパターンです(現地アクセスを扱うブログ記事による。規制の正確な時間・範囲は川越市・警察の当日発表で確認してください)。車で向かうと渋滞と駐車場探しの両方に時間を取られるため、鉄道の利用が勧められています。土曜の夜がもっとも混み合う時間帯とされ、帰りの電車も20時台後半からは祭り帰りの客で混み始めます(海外向け旅行メディアの記事による)。
本祭の日の半日――昼の巡行から帰りの電車まで
18日(日)の昼を軸に組むなら、たとえば池袋を正午前に出ます。川越駅には12時半頃に着き、歩けば13時前には蔵造りの町並みに入れます。市役所前の巡行や氷川神社への渡御は昼過ぎから夕方にかけて見られるため、そのまま1〜2時間ほど通りを歩けば、何台かの山車とすれ違えます。さつまいもスイーツや地元のクラフトビールを挟みつつ、17時前には屋台の混雑が強まる前に一度退いて休憩し、18時台から始まる曳っかわせに備える――というのが、日帰りでも夜の見どころまで押さえられる組み方です。20時台のうちに駅へ戻れば、帰りの電車の混雑もまだ序盤で済みます。
編集責任者:Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.10.04
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