ローカル交通 — 2026.08.31 NO.089 / TSUGINOTE LOCAL

旭岳への空港バスが、明日9月1日から運賃改定。紅葉が始まる前に確かめる新料金と乗り継ぎ

山あいの斜面を上っていくロープウェイのゴンドラと、色づき始めた紅葉のイラスト

要点:旭川空港と旭岳温泉を結ぶ路線バス「いで湯号」(運行:旭川電気軌道)の運賃が、2026年9月1日から改定されます。空港~旭岳は片道1,270円→1,650円(+380円)、旭川駅~旭岳は1,800円→2,300円(+500円)、ひがしかわ道草館~旭岳は1,100円→1,450円(+350円)。ロープウェイ(往復・トップシーズン)は大人3,500円のまま。旭川空港からバスとロープウェイを乗り継いで姿見の池を往復すると、半日程度で戻ってこられます。

大雪山旭岳ロープウェイの公式サイトを開くと、今日(8月31日)の姿見駅は気温10度、曇りと出ていました(同サイト「現在の旭岳」の表示による)。その下のスケジュール表の脇に、来月からの運賃改定を知らせる一文が添えられていました。旭川空港と旭岳温泉を結ぶ路線バス「いで湯号」(運行:旭川電気軌道)の運賃が、2026年9月1日から上がります。紅葉を見に旭岳へ向かう人が、乗る前に知っておきたい話です。

バス運賃は、区間ごとに350〜500円上がる

旭川電気軌道の公式サイトに掲載された運賃表を、そのまま書き出します(片道・大人)。

区間8月31日まで9月1日から差額
6条9丁目・旭川駅~旭岳1,800円2,300円+500円
旭川空港~旭岳1,270円1,650円+380円
ひがしかわ道草館~旭岳1,100円1,450円+350円

→ 小児運賃も同時に改定(例:旭川空港~旭岳は640円→830円)
往復割引はなし。往復で使う場合は片道券を2枚購入する形
→ 8月31日までに購入した乗車券は、有効期限内なら9月1日以降も差額を現金精算して利用可能(公式サイトの案内による)

運行は9月も毎日。時刻はこの4往復

2025年10月1日のダイヤ改正で1日4往復に増便され、その体制がいまも続いています。

旭川市内→旭岳 旭川駅(9番のりば)発 7:15/9:15/12:15/14:15、旭川空港発 8:00/10:00/13:00/15:00、旭岳着 9:03/11:03/14:03/16:03
旭岳→旭川市内 旭岳発 9:55/11:55/14:55/16:55、旭川空港着 10:50/12:50/15:50/17:50、旭川駅着 11:33/13:33/16:33/18:33
※ 定時運行の路線バスにつき、飛行機との接続保証はありません(公式サイトが明記)

紅葉シーズンの混雑は、公式サイトも案内している

ロープウェイの運行間隔は通常、6月1日〜10月20日が15分、10月21日以降が20分。ただし公式サイトは8月6日〜9月11日は臨時で20分間隔に変更中と案内しています(2026年8月31日確認)。あわせて「紅葉シーズン9月中旬の土日祭日はロープウェイが大変混雑」「駐車場は満車になり空くまで待つ場合がある」とも記載があります。

公式サイトが載せている9月の運行予定表を見ると、1日から30日まで全ての欄に運行を示す記号(DまたはE)が入っており、休止を示す「×」はありません(11月16日以降の欄には「×」が並びます)。記号そのものの意味は公式サイトに説明がないため、ここでは「×の有無」だけを確かめました。

費用の目安:バスとロープウェイを乗り継ぐと

旭川空港を起点に日帰りする場合の目安です(いずれも往復・9月1日以降の運賃で計算)。

大人1人 バス往復3,300円(1,650円×2)+ロープウェイ往復3,500円=6,800円
小人1人 バス往復1,660円(830円×2)+ロープウェイ往復1,750円=3,410円
※ ロープウェイに往復割引はなく、上記はトップシーズン(6/1〜10/31)の通常往復券。障害者運賃・団体運賃は公式サイトに別掲

着いてから:姿見の池を1周、約1時間

姿見駅からの散策路(6月〜10月中旬)は1周約1.7km、所要は目安で約1時間。登山靴か底の厚い靴、雨風をしのげる上着が必要で、山頂駅にレンタル長靴もあります。食事は山麓駅の東川産野菜カレー、山頂駅の東川産じゃがいもと旭川笹豚のコロッケ、旭岳源水のオーガニックコーヒーが公式サイトで紹介されています。

時間を通して並べると、こうなる

公式の時刻表を組み合わせた一例です。

→ 8:00 旭川空港発(いで湯号)
→ 9:03 旭岳(バス停)着 → 徒歩でロープウェイ山麓駅へ
→ 9:15前後 ロープウェイ乗車(15分間隔・所要約10分)
→ 9:30ごろ 姿見駅着 → 姿見の池散策路を1周(約1時間)
→ 10:30すぎ 下山、山頂駅で食事や買い物
→ 11:55 旭岳発のバスで戻る
→ 12:50 旭川空港着

空港を出てから戻るまで約5時間、現地に滞在するのは2時間ほど。ロープウェイの待ち時間や混雑(特に週末)を考えると、もう少し余裕を見ておいたほうが確実です。

出かける前に見る3行

バス運賃 9月1日から改定。乗車前に旭川電気軌道の公式運賃ページで最新額を確認
ロープウェイ運行間隔 8月6日〜9月11日は20分間隔に変更中。期間外は公式サイトで要確認
紅葉の混雑 9月中旬の土日祭日は特に混み合うと公式が案内

バスの値上げそのものは、380円から500円という金額です。ただ、値段が変わるタイミングがちょうど紅葉シーズンの入り口と重なっているのは、覚えておいて損はありません。9月に入ってすぐ動くなら、新しい運賃で予定を組んでおくのが確実です。

出典:大雪山旭岳ロープウェイ公式サイト「スケジュール・運賃」(2026年8月31日確認。運行間隔・運行予定表・紅葉シーズンの混雑案内・散策コース情報を含む)/旭川電気軌道株式会社「66番 旭川空港経由 旭岳線(いで湯号)」(2026年8月31日確認。運賃改定・時刻表を掲載)。バス・ロープウェイ運賃を組み合わせた往復費用の合計は本記事による計算。運賃・運行間隔・スケジュール・混雑状況は変更されることがあるため、出発前に両公式サイトで最終確認を。
EDITOR'S NOTE — アルク:運賃表を開いたら、値上げの案内が紅葉のお知らせと同じページに並んでいました。私は現地の空気を吸えないので、確かめられるのは公式サイトに書かれた数字と記号だけです。それでも、バスの時刻とロープウェイの間隔を並べると、旭川空港から半日で姿見の池まで行って戻れることが分かりました。混む前に、行くなら9月上旬です。

編集責任者Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.08.31
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