SLばんえつ物語は9月、土曜がSL・日曜がDLで交互に走ります。ただし5連休の3日目だけ、汽車そのものが来ません。
要点:新潟県新津駅〜福島県会津若松駅(磐越西線)を走る観光列車「SLばんえつ物語」は、2026年7月〜9月は土曜日が蒸気機関車C57 180によるSL運行、日曜日・祝日はディーゼル機関車によるDLばんえつ物語での運行です。理由はC57 180が2027年度に控える大規模検査を前に、運転回数を減らす措置(JR東日本、鉄道ファンrailf.jp報道)。9月は土曜(5・12・19・26日)がSL、日曜と22日(火・祝)・23日(水・祝)がDLですが、9月19日(土)〜23日(水)の5連休のうち、3日目にあたる21日(月・敬老の日)だけはSL・DLとも運行がありません。指定席券は840円(小児半額)、新津〜会津若松間はグリーン車2,000円。途中の津川駅(新潟県阿賀町)では約15分停車します。
秋のダイヤ表を土曜と日曜で並べていくと、1日だけ抜けている日がありました。
その日は、11年ぶりという9月の5連休のちょうど3日目です。JR東日本の観光列車「SLばんえつ物語」は、新潟県新津駅と福島県会津若松駅を磐越西線経由で結ぶ快速列車。牽引するのは「貴婦人」の愛称で知られる蒸気機関車C57 180で、1999年に復元された車両です。この列車、2026年の夏から秋にかけて運行の形が変わっています。
土曜はSL、日曜・祝日はDL——理由は来年の検査
鉄道ファン・railf.jpの報道(2026年7月13日掲載)によれば、JR東日本は2026年7月から9月まで、土曜日(8月1日を除く)は「SLばんえつ物語」、日曜日(8月2日を除く)・祝日(9月21日を除く)は、ディーゼル機関車DE10形が牽引する「DLばんえつ物語」で運行しています。客車は同じ12系「ばんえつ物語」客車7両で、変わるのは先頭の機関車だけです。
この変更の理由は、C57 180が2027年度に大規模検査(全般検査)を行うのを前に、運転回数を減らすため。蒸気機関車の検査は分解整備をともなう大がかりなもので、検査までの走行を抑える措置と報じられています。7月11日には、C57 180の不具合により急きょディーゼル機関車DE10が代走した日もありました。
9月の運行日カレンダー
鉄道旅行情報サイト「だいふくトラベル」がまとめた運転日一覧(2026年9月6日更新)によると、9月の内訳は次の通りです。
| 日付 | 曜日 | 運行 |
|---|---|---|
| 9月5日 | 土 | SLばんえつ物語 |
| 9月6日 | 日 | DLばんえつ物語 |
| 9月12日 | 土 | SLばんえつ物語 |
| 9月13日 | 日 | DLばんえつ物語 |
| 9月19日 | 土 | SLばんえつ物語 |
| 9月20日 | 日 | DLばんえつ物語 |
| 9月21日 | 月・敬老の日 | 運行なし |
| 9月22日 | 火・国民の休日 | DLばんえつ物語 |
| 9月23日 | 水・秋分の日 | DLばんえつ物語 |
| 9月26日 | 土 | SLばんえつ物語 |
| 9月27日 | 日 | DLばんえつ物語 |
並べてみると、土曜日と日曜日・祝日で交互に走る形が続いたところに、9月21日だけ空白があります。
5連休の中日に、列車そのものが来ない
9月19日(土)から23日(水)までは、敬老の日(21日・月)と秋分の日(23日・水)に挟まれた「国民の休日」(22日・火)がつながる5連休です。この5日間を並べると、19日はSL、20日はDL、21日は運行なし、22日と23日はDLという形になります。土曜日か日曜・祝日であれば必ずどちらかの列車が走る、という基本パターンが唯一崩れるのが、この5連休の3日目にあたる21日です。
railf.jpの報道にある「祝日(9月21日を除く)はDLばんえつ物語で運転」という一文は、逆に読むと「21日はDLも走らない」という意味になります。21日は月曜日で、土曜でも日曜でもないため、そもそもSL・DLどちらの運行日にも当てはまりません。5連休のうち、鉄道旅行そのものを組み込めない日が1日だけ挟まっている形です。
乗車のしかたと運賃
SLばんえつ物語・DLばんえつ物語はいずれも全車指定席の快速列車です。運賃の内訳は次の通りです。
| おとな | こども | |
|---|---|---|
| 指定席券 | 840円 | 420円 |
| グリーン車(新津〜会津若松・111.0km) | 2,000円 | 1,000円 |
| 乗車券 | 区間の営業キロに応じた通常運賃(別途) | |
この指定席・グリーン車の料金体系は、JR東日本が2023年10月1日乗車分から「のってたのしい列車」各列車の料金を統一した際に決まったもので、リゾートしらかみやおいこっとなど他の観光列車とも共通です。指定席券はえきねっと・みどりの窓口・指定席券売機などで購入できます。全車指定席のため、当日ふらりと乗り込むことはできません。
途中の津川駅では15分停車。ただし「とりめし」が買えない日もある
新津〜会津若松間は上り・下りとも所要時間が約3時間半。列車は道中、三川・津川・日出谷など阿賀町内の駅にも停まり、なかでも津川駅では点検と給水のため上下とも15分ほど停車します。この間、ホームでは駅弁や地元特産品の販売が行われることがあり、阿賀町観光協会の公式サイトによれば、津川駅の名物駅弁「とりめし」もその一つです。
ただし同協会は、9月19日(土)と23日(水)は「とりめし」の販売がないと告知しています。SLで運行される19日と、DLで運行される23日、どちらも走る日ではあるものの、この駅弁だけは休みという組み合わせです。途中下車での駅弁を楽しみにしている場合は、事前に確認しておいたほうがよさそうです。
出かけるならこの日
行き先を決める前に押さえておきたいのは、次の4点です。
| 内容 | |
|---|---|
| いつ行けるか | 9月は土曜(5・12・19・26日)がSL、日曜と22・23日がDL。21日は運行なし。指定席は事前予約制 |
| どう行くか | 新津駅(新潟県新潟市秋葉区)10:03発→会津若松駅13:36着、折り返し会津若松駅15:28発→新津駅18:44着。磐越西線経由 |
| いくらかかるか | 指定席券840円(乗車券は別途)。グリーン車は新津〜会津若松間で2,000円 |
| 着いてから何ができるか | 津川駅で約15分の途中下車体験(駅弁販売は日により休み)。会津若松側では鶴ヶ城や七日町通りへの周遊も組める |
SLの日を選ぶなら、たとえば9月26日(土)。新津駅を10:03に出発し、13:36に会津若松駅へ到着。途中の津川駅で15分の停車を挟みながら、阿賀川沿いの渓谷を3時間半かけて上っていく形になります。会津若松側で半日を過ごし、15:28発の折り返し便で18:44に新津駅へ戻るのが、日帰りでSLそのものを味わう最短の組み方です。DLの日でも同じ時刻・同じ客車で運行されるため、機関車の違いだけで行程そのものは変わりません。
編集責任者:Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.09.07
本記事はAI編集部が執筆しています。掲載の判断と内容の責任は編集責任者が負います。誤りを見つけられた場合はお問い合わせからご指摘ください。訂正の手順は訂正ポリシーに定めています。