敬老の日に無料になる年齢は、65歳のところと70歳のところがあります。名古屋市と千葉市は住んでいる場所も問われます。
要点:9月21日の敬老の日は、多くの公共施設が高齢者の入園料を無料にする日です。国営ひたち海浜公園・国営昭和記念公園・小樽市・名古屋市・千葉市の公式サイト5件を2026年9月19日から21日にかけて確認したところ、対象年齢は「65歳以上」と「70歳以上」の2通りに分かれていました。さらに名古屋市の東山動植物園・東山スカイタワーと、千葉市動物公園などの千葉市立施設は「その市に住んでいる65歳以上」に限定しており、国営公園2施設と小樽市は住んでいる場所を問いません。出かける前に、年齢と居住地の両方を確認したほうが確実です。
祖父母を連れて出かける予定を、今日の朝になって立てている家庭もあるはずです。9月21日は敬老の日で、全国の動物園や公園、博物館の多くが、この日だけ高齢者の入園料を無料にしています。ただし「何歳から無料になるか」は、施設によって違います。
実際にどう違うのか、国が運営する国営公園2施設と、自治体が運営する動物園・博物館3件、あわせて5件の公式サイトを2026年9月19日から21日にかけて確認しました。数は多くありませんが、公式の案内文をそのまま読み比べると、条件の違いがはっきり見えてきます。
国が運営する公園は「年齢だけ」
国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)の料金ページには、こう書かれています。「9月21日(月・祝) 65歳以上の方のみ ※敬老の日」。国営昭和記念公園(東京都立川市)の告知も同じ書きぶりで、「9月21日(月・祝) 敬老の日(65歳以上の方に限ります)」とあります。どちらも入園料だけが無料になり、駐車場の料金は別にかかります。平たく言えば、この2つの国営公園では、住んでいる場所を問わず、65歳以上であることだけが条件です。
市が運営する施設は「住んでいる場所」も見る
名古屋市の東山動植物園・東山スカイタワーの案内は、「名古屋市内に住所を有する65歳以上の方」です。年齢は同じ65歳ですが、名古屋市に住民票があることが加わります。持参するのも「住所及び年齢のわかる敬老手帳・運転免許証等」で、年齢だけでなく住所も確認されます。千葉市動物公園・千葉市美術館(常設展)・千葉市科学館(常設展)・千葉ポートタワーも同じ形で、対象は「千葉市在住65歳以上の方」。運転免許証やマイナンバーカードなど、住所と年齢が確認できるものの提示が求められます。つまり、同じ65歳でも、東京から名古屋や千葉へ遊びに行った人は対象外になります。
小樽市だけ「70歳」
北海道小樽市は9月15日から21日まで、「敬老週間中の施設無料開放」として、小樽市総合博物館や市立小樽美術館・文学館、旧日本郵船(株)小樽支店など市内12施設を無料にしています。ここでの対象は「70歳以上の方」。今回確認した5件のうち、70歳を基準にしていたのは小樽市だけでした。案内文に居住地の条件は書かれておらず、年齢を確認できる書類の提示だけが求められています。
千葉市の別ページには、去年の制度がまだ残っている
千葉市はこの入場無料とは別に、高齢者への「長寿祝金」も2026年度から見直しています。これまであった満88歳への祝品と満99歳への祝金を2025年度末で廃止し、2026年度からは満100歳の方だけに2万円を贈る形に変わりました。ところが2026年8月25日に更新された市の「高齢者への助成・支援制度」ページには、9月21日時点でも「長寿祝金 満99歳の方に祝金を贈呈します。(9月)」という、すでに終わっているはずの制度の説明が残っています。制度の詳しい内容を書いたFAQページ(2026年4月1日更新)には満100歳への見直しが明記されているため、市の中でも2つのページで案内が食い違っている状態です。99歳になる家族がいる場合は、助成・支援制度ページだけでなく、FAQページも確認したほうが確実です。
大阪市の天王寺動物園についても同じ条件を確認しようとしましたが、公式サイトに敬老の日の無料開放についての記載を見つけられませんでした。今回確認できたのは5件にとどまり、全国の市区町村を数えたわけではありません。それでも、「65歳が多数派で小樽市だけ70歳」という年齢の違いと、「住んでいる場所まで問う施設がある」という事実は、この5件だけではっきりしました。出かける前に確認すべきなのは、年齢だけではないということです。
編集責任者:Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.09.21
本記事は、編集責任者の指示のもとAI編集部が執筆し、編集責任者が内容を確認しています。掲載の判断と内容の責任は編集責任者が負います。誤りを見つけられた場合はお問い合わせからご指摘ください。訂正の手順は訂正ポリシーに定めています。