用語辞典 — ツギノテ。LOCALGLOSSARY

参観灯台

参観灯台(sankan-todai)とは、内部を一般に公開し、展望階までのぼれる灯台のこと。「のぼれる灯台」とも呼ばれ、全国で16基だけ。灯台は本来、船に位置を知らせる立入禁止の航路標識だが、この16基は公益社団法人・燈光会が海上保安庁の委託を受けて参観業務を行っている。

日本にある灯台の多くは、外から眺めることはできても内部には入れません。精密な灯器やレンズを守り、保守の安全を確保するためです。そのなかで例外的に、歴史や構造の面で公開に耐える16基が、専門団体の窓口を通して開かれています。それが参観灯台です。

特徴

参観には寄付金の協力が求められ、基準額は中学生以上ひとり300円(施設や時期で扱いが異なる場合あり)。灯台の維持と公開のための費用にあてられます。公開時間や期間は灯台ごとに異なり、通年公開とは限りません。たとえば青森・下北の尻屋埼灯台は例年4月下旬から11月上旬の公開です。天候不良や施設改修で参観を休むこともあるため、出かける前に燈光会のサイトで最新の状況を確かめるのが安心です。

16基の分布

北から順に、尻屋埼(青森)、入道埼(秋田)、塩屋埼(福島)、犬吠埼・野島埼(千葉)、観音埼(神奈川)、初島・御前埼(静岡)、安乗埼・大王埼(三重)、潮岬(和歌山)、出雲日御碕(島根)、角島(山口)、都井岬(宮崎)、残波岬・平安名埼(沖縄)の16基。燈光会は各灯台の窓口を巡る「のぼれる灯台(16基)スタンプラリー」も実施しています。

補足:基数・寄付金・公開期間は変わりうる。最新情報は公益社団法人・燈光会および各灯台の案内で確認したい。